カントリー
country

一般にアメリカの田舎の白人民俗音楽カントリー・ミュージックと、黒人のブルースとは遠いと考える人が多い。しかし、戦前からブルースはカントリーの不可欠な要素であり、音楽上の交流はこんにちまで続いているのだ。

“カントリー・ミュージックの父”と称されるジミー・ロジャーズがテーマとした「ブルー・ヨーデル」は、ブルースの歌詞の合間をヨーデルでつないだものにほかならなかった。そしてジーン・オートリー、ジミー・デイヴィスは、ロジャーズ・スタイルのブルースの真似から出発している。カントリーの偉大な歌手ハンク・ウィリアムズの場合もブルースの影響がとても強い。

カントリーの歌詞の飾らない率直さは、ブルースに通じるものがある。最近のカントリーは、さまざまな音楽様式を取り入れ、ロックに接近しているようにも感じられる。

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